起業初期でも安心して頼めるSNS画像制作依頼の進め方

起業したばかりの頃は、「SNSを頑張って発信しなきゃ」と思っていても、デザインまで手が回らないことってありますよね。投稿画像のクオリティを上げたいけれど、どう依頼すればいいのか分からない…そんな悩みを抱える起業初期の方も多いはずです。
実は、SNS画像制作をプロに依頼することは、時間を節約しながら信頼感を高める近道なんです。
この記事では、「SNS画像を依頼してみたいけど不安」という方のために、安心して依頼できるステップや注意点をわかりやすく解説します。女性起業家や個人事業主の方が、自分らしい発信をスムーズにスタートできるよう、実践的なポイントをお届けします。
なぜ起業初期にSNS画像制作を依頼するのがおすすめなのか
起業初期こそ、SNSの発信は“ブランドの第一歩”としてとても重要です。あなたの投稿デザインは、見ている人に「どんな人なのか」「信頼できるか」を直感的に伝える役割を持っています。
ここでは、SNS画像をプロに依頼することで得られる具体的なメリットを紹介します。
SNSは“第一印象”を左右するブランディングツール
SNSは、商品やサービスよりも先に“あなた自身”を見てもらう場所。投稿のデザイン次第で印象がガラッと変わります。整ったデザインは、あなたの信頼度やブランドの世界観を自然と高めてくれます。
プロのデザインで信頼感と発信力を高められる
デザイナーは、フォントや配色、余白のバランスを意図的に使い、見やすく心地よいデザインを作ります。発信内容が同じでも、プロの手が入るだけで“信頼してもらえる投稿”に変わります。
自作より効率的にクオリティの高い投稿を継続できる
起業初期はやることが山積み。デザインを外注すれば、時間と労力を大きく節約できます。定期的な投稿も途切れずに続けやすくなります。お願いできることは人に頼んで余裕を持つことも重要です!
SNS画像制作を依頼する前に整理しておきたいポイント
スムーズに依頼を進めるためには、デザインを頼む前に“自分の考えを整理”しておくことが大切です。ここが明確でないと、仕上がりが理想とズレてしまうことも。
発信の目的とターゲットを明確にする
「誰に何を伝えたいのか」を整理しましょう。目的(集客・認知・信頼構築など)によって、デザインの方向性が大きく変わります。
ブランドイメージに合う色・フォント・トーンを決める
投稿全体のトーンを統一することで、世界観がぐっと整います。明るい印象ならパステル系、信頼重視なら落ち着いたトーンなど、理想の印象を具体的に伝えましょう。
投稿内容に合わせた画像サイズや形式を把握する
Instagram・X(旧Twitter)・LINEなど、SNSによって推奨サイズが異なります。事前に確認しておくと、依頼時にスムーズです。
SNS画像制作を依頼できる主な方法と特徴
SNS画像制作の依頼方法には、大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、あなたの予算や目的に合った方法を選びましょう。
フリーランスデザイナーに直接依頼する場合
柔軟な対応が魅力。あなたの想いを丁寧に汲み取り、オリジナルデザインを提案してくれます。打ち合わせを重ねながら一緒に作るスタイルが多いです。ただ、丸投げにならないようには気を付けましょう!
制作会社・デザイン事務所に依頼する場合
複数人のチームで対応するため、安定した品質とスピードが期待できます。ブランド全体のトーン設計やマーケティング視点での提案も可能です。少し高額になることもあるので、価格を確かめておきましょう!
ココナラやCanvaなどオンラインサービスを活用する方法
予算を抑えたい方や、初めて依頼する方におすすめ。テンプレートやレビューを参考にしながら、気軽に始められます。
SNS画像制作の料金相場と費用を抑えるコツ
料金相場を知っておくと、見積もりや比較がしやすくなります。一般的には投稿1枚あたり1,000円〜5,000円程度が目安ですが、内容や依頼先によって変動します。
単発依頼と継続契約の料金の違い
単発依頼は1枚単価が高めになりがち。月契約や複数投稿まとめ依頼の方が、1枚あたりの費用を抑えられます。すぐに結果や集客につながらいことがおおいので、長期的にお願いして費用をおさえることもおすすめしています。
投稿本数・修正回数で変わる価格の目安
修正が多くなると追加費用が発生する場合も。初回打ち合わせでイメージをしっかり共有しておくことが、コスト削減につながります。
起業初期でも安心!依頼をスムーズに進めるステップ
初めてのデザイン依頼では、どんな流れで進むのか分からず不安になりがち。以下のステップを意識することで、トラブルを防ぎながら気持ちよく進められます。
依頼前に「参考デザイン」をまとめておく
PinterestやInstagramで好きなデザインをスクショしておくと、希望イメージを共有しやすくなります。3~5案ほどストックしておくとより伝わります!
ヒアリングで希望イメージを具体的に伝える
「やわらかく」「シンプルに」など抽象的な言葉だけでなく、具体的な色や雰囲気を伝えることで完成度が高まります。
納品後の修正や再利用を見越したデータ管理
再投稿やリサイズに対応できるよう、Canvaリンクや編集データも納品してもらうと便利です。
SNS画像制作を依頼するときの注意点
安心して依頼を進めるためには、契約前に確認しておくべきポイントがあります。トラブル防止のためにも、次の点を必ず押さえましょう。
著作権・商用利用の範囲を確認する
使用素材やフォントに制限がある場合、商用利用ができないことも。納品物の権利関係は事前に確認しましょう。
修正対応や納期のルールを事前に決める
「修正は何回まで無料か」「納期に間に合わなかった場合の対応」は、契約時に明確にしておくことが大切です。
起業初期のSNS発信を支えるデザインの考え方
デザインは「きれい」だけではなく、「伝わる」ことが大切。ここでは起業初期に意識したいデザインの基本姿勢を紹介します。
シンプルで“伝わる”デザインを意識する
装飾よりも内容が伝わることを優先。情報を整理して、見る人が一瞬で理解できるデザインを心がけましょう。
トレンドよりも「自分のブランドらしさ」を大切に
流行を追いすぎると、あなたの軸がブレてしまうことも。長く続けられる“あなたらしいトーン”を大切にしましょう。
デザインを通じて世界観と想いを発信する
SNS画像は、言葉以上にあなたの想いを伝えるツール。小さな投稿の積み重ねがブランドの信頼を築きます。
まとめ|SNS画像制作を上手に依頼して起業初期の発信を加速しよう
起業初期は「やることが多くてデザインまで手が回らない」と感じやすい時期。だからこそ、SNS画像制作をプロに依頼することで、発信の負担を減らしながら“信頼される見せ方”を整えることができます。
大切なのは、目的を整理し、信頼できるデザイナーと出会うこと。あなたの想いを丁寧にデザインに込めてもらえば、発信がぐっと楽になり、SNSがあなたのビジネスを支える強力な味方になります。SNSを楽しんでデザインしてみてくださいね!
投稿者プロフィール

- デザイン屋
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岡山県出身。京都造形芸術大学を卒業後、大阪でリクルートの代理店と印刷会社にて営業職を約10年間経験。様々な業種のお客様と関わりながら、ヒアリング・デザイン発注・校正など、現場の最前線で社会の酸いも甘いも経験する。
結婚・出産を機に退職し、子育てと家計のためにパート生活へ。その中で「何か自分の力でやってみたい」と思いながらも、「どうせ私には無理」と諦めモードな毎日を過ごす。また10年以上にわたり心気症(病気不安)とも向き合い、心の浮き沈みと共に過ごす時期も。
そんな私を救ってくれたのがデザインとの出会い。
色やレイアウトに没頭する時間は、不安を忘れられる貴重な時間であり、気づけば「夢中になれるものがある人生って、こんなに楽しいんだ」と思えるように。
現在は、小学生と未就学児の娘を育てながら、個人事業主から企業まで幅広いお客様とご一緒に、チラシや名刺、SNSテンプレートなどのデザインを制作。
自分らしい働き方”を探求しつつ、夢中な人々へ「本業に集中できる時間」と「必要なデザイン」を届ける“余裕をつくるデザイン屋”として活動中です。
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