イベント直前でも安心!間に合うチラシの作り方を分かりやすく解説

「イベントが迫っているのに、まだチラシが完成していない…」「当日でも間に合う作り方を知りたい!」そんな焦りを感じた経験はありませんか?本来なら余裕をもって準備するのが理想ですが、直前でも工夫次第でしっかり間に合うチラシを作ることは可能です。ポイントは、必要最低限の情報に絞り、シンプルでわかりやすいデザインにまとめること。また、便利なツールや即日対応の印刷サービスを知っておけば、安心して当日を迎えられます。この記事では、急ぎでも効果的なチラシを仕上げるステップやデザインの工夫、配布のコツまでわかりやすく解説します。


イベント直前でもチラシを作るべき理由

直前だからこそ「もう間に合わない」と諦めてしまう方もいますが、実は当日に配布するだけでも十分な効果があります。最後のひと押しで来場者数や認知度を増やせるので、直前制作は無駄ではありません。

当日配布で来場者数を増やせる

会場付近や受付でチラシを手渡すと「やってるんだ!」と気づいて参加する人も少なくありません。当日のチラシは、偶然の参加を促す大切なきっかけになります。

SNSやWebでは届かない層にリーチできる

ネット情報を見ない層や高齢の方には、紙のチラシが効果的。手に取ってもらえる安心感があり、会場周辺での集客に強みを発揮します。

急ぎのチラシでも最低限押さえるべき役割

全てを詰め込む必要はありません。日時・場所・参加方法、この3点が明確ならチラシとして十分機能します。大切なのは「必要な情報を簡潔に伝えること」です。


当日に間に合うチラシ制作の基本ステップ

短時間で作るときは、情報を整理し、使える素材を活かしながら効率的に進めることが重要です。

必要な情報を簡潔にまとめる

イベント名、開催日時、会場、参加方法、この4つを最優先で記載しましょう。キャッチコピーや魅力ポイントは一言添える程度で十分です。

写真やロゴなど手元にある素材を使う

新しく撮影やデザインをしなくても、過去に使った写真やロゴを使えばすぐに形になります。既存素材を活かすことが時短のコツです。

印刷方法を早めに決める

家庭用プリンター、コンビニ印刷、即日対応のネットプリントなど、どこで印刷するかを最初に決めておくと安心です。


イベント当日に間に合うチラシデザインの工夫

短時間でデザインするなら、迷わず「シンプルさ」を優先しましょう。

フォントと配色をシンプルにまとめる

複数のフォントや派手な色を使うと時間がかかります。基本は1〜2種類のフォント、2〜3色の配色で統一すると早く整います。

キャッチコピーで一瞬で魅力を伝える

「入場無料」「限定〇名」など、一言で興味を引くフレーズを大きく配置しましょう。短い言葉が急ぎチラシには効果的です。

余白を活かして見やすさを優先する

余白をしっかり取ることで、急ぎでも「きちんとした印象」に見せられます。文字や写真を詰め込みすぎないことが大切です。


短時間でチラシを作れる便利なツール

今は無料ツールや身近なソフトで簡単にチラシを作れる時代です。

Canvaを使ったテンプレート活用法

Canvaはデザイン初心者でも安心して使えるオンラインツール。テンプレートを選んで文字を差し替えるだけで、即日でも完成度の高いチラシが作れます。

WordやPowerPointで簡単に作る方法

普段使い慣れているソフトで作れば操作もスムーズ。特にPowerPointはレイアウト調整がしやすく、短時間で仕上げやすいです。

コンビニ印刷やネットプリントで即日対応

セブンイレブンなどのコンビニ印刷を使えば、データを送ってすぐに印刷できます。ネットプリントの当日発送サービスも便利です。


イベント当日のチラシ配布で効果を高めるポイント

チラシは作って終わりではなく、配り方次第で効果が大きく変わります。

会場入り口や受付での手渡しが効果的

来場者が必ず通る場所で渡すと、確実に手に取ってもらえます。声をかけながら渡すと印象もアップします。

SNSやLINEにデータをシェアして拡散

紙チラシを作ったら、データ版もSNSやLINEで配信しましょう。友人・知人からのシェアでさらに広がります。

次回イベントにつなげるための工夫

当日チラシに「次回予告」や「SNSフォロー特典」を入れておくと、次回以降の集客にも役立ちます。


当日間に合うチラシ制作で避けたいNG例

時間がないとつい焦ってしまいますが、よくある失敗を避けることで安心して配布できます。

情報を詰め込みすぎて読みにくいデザイン

多くの情報を入れると逆に伝わらなくなります。急ぎのときほど、情報は最小限に絞りましょう。

印刷データのサイズや解像度ミス

印刷時に切れてしまう、写真がぼやけるなどの失敗は焦る原因に。データサイズと解像度は必ず確認してください。

ターゲット層に合わない雰囲気のデザイン

子ども向けイベントなのに硬いデザイン、大人向けなのにポップすぎるデザインなどは逆効果。ターゲットを意識するだけで伝わりやすくなります。


まとめ|イベント直前でも工夫次第でチラシは当日に間に合う

イベント直前でも、情報を絞りシンプルに仕上げる工夫をすれば、十分に間に合うチラシが作れます。便利なツールや即日印刷を活用し、当日は効果的に配布することで集客につなげられます。

シンプルな作り方でスピード重視

最低限の情報をわかりやすくまとめることで、急ぎでも安心して配布できるチラシが完成します。

ツールや印刷方法を知っておけば安心

Canvaやコンビニ印刷などを知っておくと、いざというときに心強い味方に。直前でも諦めずに工夫すれば、チラシは必ず当日に間に合います。

投稿者プロフィール

児島佐予子
児島佐予子デザイン屋
岡山県出身。京都造形芸術大学を卒業後、大阪でリクルートの代理店と印刷会社にて営業職を約10年間経験。様々な業種のお客様と関わりながら、ヒアリング・デザイン発注・校正など、現場の最前線で社会の酸いも甘いも経験する。
結婚・出産を機に退職し、子育てと家計のためにパート生活へ。その中で「何か自分の力でやってみたい」と思いながらも、「どうせ私には無理」と諦めモードな毎日を過ごす。また10年以上にわたり心気症(病気不安)とも向き合い、心の浮き沈みと共に過ごす時期も。
そんな私を救ってくれたのがデザインとの出会い。
色やレイアウトに没頭する時間は、不安を忘れられる貴重な時間であり、気づけば「夢中になれるものがある人生って、こんなに楽しいんだ」と思えるように。
現在は、小学生と未就学児の娘を育てながら、個人事業主から企業まで幅広いお客様とご一緒に、チラシや名刺、SNSテンプレートなどのデザインを制作。
自分らしい働き方”を探求しつつ、夢中な人々へ「本業に集中できる時間」と「必要なデザイン」を届ける“余裕をつくるデザイン屋”として活動中です。