起業家が信頼を得るためにデザインで失敗しない方法を解説

起業したばかりの頃、「もっと信頼されたい」「ちゃんとしている人に見られたい」と感じることは、とても自然なことです。SNS投稿、名刺、チラシ、プロフィール画像…発信する場面が増えるほど、デザインの重要性に気づく方は多いはず。でも同時に、「どんなデザインが正解?」「センスに自信がない…」と不安になり、なかなか前に進めないこともありますよね。
実は、デザインは“特別な才能”ではなく、“伝えたい想いを正しく届ける技術”。ポイントを押さえれば、誰でも信頼されるデザインが作れるようになります。また、失敗しないためには、最初に知っておくだけで大きく楽になるコツもたくさんあります。
この記事では、起業家が信頼を得るために、デザインで失敗しない方法を体系的にまとめました。「これならできそう」と思えるよう、やさしく丁寧に解説していきますね。
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なぜ起業家にとってデザインは“信頼の源”になるのか
起業家にとってデザインは「見た目を整えるための飾り」ではなく、“信頼の土台”を作る大切な要素です。人は視覚情報で第一印象の8割以上を判断すると言われています。つまり、言葉を交わす前の段階で「この人のサービス、安心できる…」と感じてもらえるかどうかが決まりやすいということです。また、デザインの一貫性は「この人はプロとして準備できている」「世界観がしっかりしている」という印象につながります。起業初期こそ、見た目が整っているだけで信頼度は大きく変わり、サービスへの申し込みや問い合わせにも直結します。
第一印象をつくるのは言葉よりもビジュアル
SNSのスクロール、検索画面、チラシ、プロフィール写真…。お客様との“最初の接点”のほとんどがビジュアルです。デザインが整っていると、たとえ内容を読む前でも「しっかりしていそう」「安心できる」とプラスの印象を持ってもらえます。逆に、雑に見えるデザインは「大丈夫かな?」と不安を与えてしまい、サービスの質まで低く見られてしまうことも。起業家にとって、デザインは第一印象の決め手になる大切な要素なんです。
世界観の一貫性がファン化を加速させる理由
SNS、名刺、LP、チラシなど、すべての発信物が同じ世界観で統一されていると、お客様の記憶に残りやすくなります。「あ、この人の投稿だ」と気づいてもらえるようになり、認知と信頼が自然と積み重なります。一貫性のある世界観は安心感につながり、「この人から学びたい」「この人に依頼したい」と感じてもらえる、大きなファン化のポイントになります。
デザインの質がサービスの質として受け取られるしくみ
デザインのクオリティは、そのままサービスのクオリティとして見られます。たとえ中身が良くても、見た目が整っていないだけで「雑そう」「本当に頼んで大丈夫?」と判断されてしまうことも。逆に、ビジュアルが丁寧に整っているだけで「しっかり準備されている」「信頼できそう」とプラスに働きます。だからこそ、起業家にとってデザインは“サービスの一部”として考えることが大切なのです。
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起業家が陥りやすいデザインの失敗例
起業家がデザインで悩む理由の多くは、「やってはいけない落とし穴」に気づけていないこと。ここでは、多くの起業家がつまずきやすい3つの失敗をわかりやすくまとめます。どれも少し意識を変えるだけで防げるものばかりなので、安心して読み進めてくださいね。
色・フォント・雰囲気に統一感がない
デザインで最も多い失敗が「統一感のなさ」。毎回違う色を使う、フォントがバラバラ、写真のトーンが揃っていない…。これらは見た目に“散らかっている印象”を与えてしまいます。統一感がないと、人は無意識に不安を感じてしまい、信頼が育ちにくくなるんです。
無料テンプレートの多用で“誰でも作れる印象”になる
無料テンプレートは便利ですが、そのまま使うと「よく見るデザイン」に埋もれてしまい、オリジナリティが失われます。起業家として選ばれるためには、テンプレートを“自分仕様”に整える工夫が必要です。
自己流で作ってしまい読みづらくなる・伝わらない
自己流で作っていると、文字の大きさや余白の取り方が不適切になり、「読みにくい」「情報が入ってこない」状態になりがち。伝えたいことが伝わらなければ、どれだけ内容が良くても成果につながりません。デザインは“伝える技術”という意識が大切です。
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信頼されるデザインをつくるための基本ポイント
信頼されるデザインに必要なのは、難しいテクニックではなく“最初に決めておくルール”。ここが整うだけで、作業も早くなり、迷いも大幅に減ります。ここでは初心者でも取り入れやすい基本ポイントを紹介します。
ブランドカラー・フォント・トーンを最初に決める
デザインの土台となるのが「ブランドカラー」「フォント」「写真のトーン」。最初にこれらを決めておけば、どんなデザインも自然と統一感が出ます。2〜3色のカラーパレット、2種類のフォント、写真の雰囲気を固めるだけでOK。
余白・整列・配置など“伝わるレイアウト”の基礎
初心者でもプロっぽく見せる一番のコツは「余白」。余白があると情報が読みやすく、丁寧に見えます。また、文字や要素をしっかり整列させることで、一気に信頼感がアップします。
写真やアイコンも世界観に合わせて選定する
写真やアイコンは世界観を表現する大切な要素。ナチュラルな世界観なら柔らかい光の写真、洗練系ならモノトーン…というように、方向性に合わせて統一するだけでブランドの印象が強まります。
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起業家がデザインで失敗しないための実践的な方法
実際にデザインを作るときに「何から始めればいいの?」と迷わないための、具体的な方法を紹介します。簡単に実践できて、すぐ効果が出るものばかりです。
“目的”から逆算してデザインする習慣をつける
デザインの失敗は「何のために作るのか」が曖昧なときに起こります。「何を伝えたいか」「誰に届けたいか」が決まると、必要な要素が自然と見えてきます。
テンプレートを自分仕様にカスタマイズする
テンプレートを“そのまま使わない”ことが大切。ブランドカラーに変更する、フォントを揃える、余白を調整するだけで、世界観に合ったデザインになります。
作る前に“参考デザイン”を集めて方向性を固める
PinterestやInstagramで「好き」「近い」と感じるデザインを集めて、方向性を視覚化します。これだけで制作スピードが上がり、失敗も大幅に減ります。
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外注するときに失敗しないためのポイント
外注は決してハードルの高い選択ではありません。むしろ、時間とクオリティを両立するための近道です。ただし、選び方を間違えるとズレが生じやすいため、ポイントを押さえておくことが大切です。
デザイナーのテイスト・実績が自分の世界観に合うか確認
ポートフォリオを見て「好き」と思えるかはとても重要。世界観が近いほど、満足度の高いデザインが仕上がります。
目的・ターゲット・イメージを“言語化”して伝える
曖昧な伝え方はズレの原因に。「どんな印象にしたいか」「誰に届けたいか」を言葉で伝えると、仕上がりが格段に良くなります。
修正回数・納期・料金を事前にすり合わせる
外注でよくあるトラブルは「認識のズレ」。修正回数、納期、料金、データ形式は最初に確認しておくと安心です。
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起業家におすすめの“デザインの整え方”と継続習慣
一度整えたデザインを、継続して保つためのコツを紹介します。世界観は“つくって終わり”ではなく“育てていくもの”。無理なく続けられる方法を取り入れてみてくださいね。
SNS・名刺・チラシのデザインを統一する
一番簡単に信頼感を上げる方法が「統一」。同じカラー、フォントを使うだけで認知と安心感が一気に高まります。
ブランドガイド(色・フォント)を作って迷いを減らす
“自分だけのデザインルール”。一度作ればずっと使えて、制作速度が劇的に上がります。
定期的にデザインを見直してブラッシュアップする
起業のフェーズが変わると、必要なデザインも変わります。数ヶ月に一度、方向性を見直すことで世界観がより洗練されていきます。
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まとめ|デザインで失敗しない起業家は“準備と仕組み化”が上手
デザインに悩むのは、才能がないからではありません。
必要なのは、ほんの少しの「準備」と「仕組み化」。
● 最初に色・フォント・世界観を決める
● 目的から逆算して作る
● テンプレートや外注を賢く使う
● 定期的に見直して整える
この流れができるだけで、デザインはどんどんラクになり、あなたのサービスの信頼度も自然と高まっていきます。
焦らず、あなたらしいペースで大丈夫。
デザインは、あなたの想いを届けるための心強い味方です。いつでもサポートするので、一緒にもっと素敵な世界観を育てていきましょうね。
投稿者プロフィール

- デザイン屋
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岡山県出身。京都造形芸術大学を卒業後、大阪でリクルートの代理店と印刷会社にて営業職を約10年間経験。様々な業種のお客様と関わりながら、ヒアリング・デザイン発注・校正など、現場の最前線で社会の酸いも甘いも経験する。
結婚・出産を機に退職し、子育てと家計のためにパート生活へ。その中で「何か自分の力でやってみたい」と思いながらも、「どうせ私には無理」と諦めモードな毎日を過ごす。また10年以上にわたり心気症(病気不安)とも向き合い、心の浮き沈みと共に過ごす時期も。
そんな私を救ってくれたのがデザインとの出会い。
色やレイアウトに没頭する時間は、不安を忘れられる貴重な時間であり、気づけば「夢中になれるものがある人生って、こんなに楽しいんだ」と思えるように。
現在は、小学生と未就学児の娘を育てながら、個人事業主から企業まで幅広いお客様とご一緒に、チラシや名刺、SNSテンプレートなどのデザインを制作。
自分らしい働き方”を探求しつつ、夢中な人々へ「本業に集中できる時間」と「必要なデザイン」を届ける“余裕をつくるデザイン屋”として活動中です。
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