起業に役立つデザインがすぐ欲しい人におすすめのツール

起業を始めたばかりのとき、「今すぐデザインが必要なのに全然用意できない…」と焦ってしまうこと、ありますよね。名刺・ロゴ・SNS投稿・チラシなど、準備するものは多いのに、デザインに時間をかける余裕はなかなかありません。しかも、発信を止めればチャンスを逃してしまう、そんな不安もあるはずです。

でも安心してください。いまは“すぐ使えるデザインツール”がたくさんあり、初心者でも短時間でプロのような見た目を整えられる時代です。大切なのは、あなたの世界観を壊さず、スピーディに形にできる方法を知ること。

この記事では、起業に役立つデザインを「すぐ欲しい」方へ向けて、ツール選びからテンプレート活用法、時短テクニックまで丁寧にまとめました。読み終わる頃には、「これならできそう」と安心して進められるようになりますよ。

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なぜ起業では“すぐ使えるデザイン”が必要になるの

起業したばかりの時期は、発信・集客・名刺交換・イベント告知など、想像以上に“デザインを使う場面”が多く訪れます。デザインを用意するのが遅れるほど、機会損失や信頼の欠如につながりやすく、スピードがとても重要になります。また、開業直後は準備が重なっていくため、少しでも作業時間を圧縮することが大切です。ここでは、なぜ起業では「すぐ使えるデザイン」が求められるのか、その理由を具体的に見ていきます。


SNS発信や告知を止めずにスピード感を保つため

SNSは起業女性にとって最強の集客ツール。だからこそ、投稿を止めずにスピード感を保つことが大切です。デザイン準備に時間をかけすぎると、発信が滞りフォロワーとの関係が弱まってしまいます。すぐ使えるテンプレートやツールがあれば、“投稿したいタイミングでサッと作れる”状態になり、情報発信の勢いが落ちません。


開業初期はやることが多くデザインに時間をかけられない

開業手続き、サービスづくり、教材準備、お客様対応…。起業初期は本当にやることが山積みです。その中でデザインに何時間も使うのは現実的ではありません。すぐ使えるツールを使えば、デザインにかける時間を大幅に短縮し、本来注力すべきサービス提供やお客様対応に集中できます。


統一されたビジュアルが早期の信頼構築につながる

名刺・SNS・チラシなどがバラバラのデザインだと、どうしても素人感が出てしまい信頼を得にくくなります。早い段階で統一感のあるビジュアルを整えることは、ブランドの“見た目の信用力”を高める大きなポイント。ツールを使えば、短期間でも世界観の統一がしやすく、安心して事業をスタートできます。

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起業に役立つ“すぐ使えるデザインツール”の特徴

最近のデザインツールは、初心者でも扱いやすく、しかも時短になる機能が充実しています。プロ品質のテンプレートが揃っており、色やフォントを自分仕様に変えるだけで世界観を整えることが可能です。また、スマホで編集できるツールも多く、隙間時間に作業できるのが魅力。ここでは、そんなデザインツールが持つ大きな特徴を解説します。


テンプレートが豊富で初心者でも扱いやすい

いちからデザインを作るのは難易度が高いですが、テンプレートを使えば“並べ替え・差し替え”だけで形になります。SNS用、チラシ用、名刺用など豊富な種類があり、用途に合わせてすぐ使えるのが魅力。初心者でも迷わずにクオリティの高いデザインが作れます。


ブランドカラーやフォントを簡単に設定できる

CanvaやAdobe Expressには「ブランドキット」機能があり、色やフォントを最初に設定しておくだけで、すべてのデザインに統一感を持たせることができます。起業初期に世界観を揃えるための強力な味方。設定しておくだけで、毎回のデザインがグッとラクになります。最初は手間でも後々楽になります!


スマホでも編集できる手軽さ

パソコンが手元になくても、スマホひとつでデザインを編集できるのは大きなメリット。移動中や隙間時間にサクッと修正できるため、「投稿したいのに編集が終わらない」というストレスがなくなります。忙しい起業女性にとても相性の良い機能です。便利な時代になりましたよね!

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起業家に人気のデザインツールまとめ

数あるデザインツールの中でも、起業女性から特に人気が高いのがCanva、Adobe Express、そしてSNS専用の動画系ツールです。それぞれ得意分野や使いやすさが異なるため、自分のスタイルに合ったものを選ぶことが大切。ここでは、それぞれの特徴を比較しながら紹介していきます。


Canva|テンプレート数と編集自由度が圧倒的

Canvaはテンプレート数が非常に多く、初心者でも扱いやすいのが特徴。SNS投稿・名刺・チラシ・LPヘッダーなど、起業に必要なデザインがほぼ揃います。編集自由度も高く、写真や色の差し替えも簡単。迷ったらまずCanva、というほど万能なツールです。
誰でも気軽に使えるのでハードルが一気に下がります!


Adobe Express|ブランド管理がしやすくクオリティ重視向け

Adobe Expressはブランド管理がしやすく、色やフォントの統一がとても簡単。プロ向けの素材も豊富なので、洗練されたデザインを求める人に向いています。Canvaよりシンプルな操作感なので、整った世界観を作りたい人におすすめです。


SNS専用ツール(Capcut・InShotなど)|動画・リール制作に最適

動画編集が必要な人にはCapcutやInShotが便利。テンプレートも動きのあるものが多く、リール動画を手早く作りたい起業女性に人気です。デザインツールと組み合わせることで、さらに表現の幅が広がります。

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デザインをすぐ欲しい人が使うべきテンプレートの種類

“どのテンプレートを使えば効率的か?”はデザイン時短の大きなカギです。用途に合わせたテンプレートを選ぶことで、必要なデザインを最短で揃えることができます。ここでは、起業初期に特に役立つテンプレートを紹介します。うまく付き合っていきましょう!


名刺・ロゴ・プロフィール画像など開業必須デザイン

開業時にまず必要となる自己紹介ツール。名刺やプロフィール画像、ロゴなどは信頼の入り口になります。テンプレートを使えば、形を崩さずに自分らしさを引き立てるデザインが短時間で作れます。


SNS投稿テンプレート(統一感を保ちながら時短)

発信の頻度が高いSNSは、テンプレートを使うことで投稿スピードが劇的に上がります。同じ雰囲気で投稿を続けることで、世界観が整いフォロワーの安心感にもつながります。


チラシ・バナー・LP素材など集客に使うデザイン

イベント告知やキャンペーン時には、チラシやバナーが必要になります。テンプレートなら、レイアウトが既に整っているため、文字と写真を入れ替えるだけでプロの見た目に仕上がります。

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デザインツールを使いこなすコツと時短テクニック

ただツールを使うだけではなく、仕組みを整えることで、さらにデザイン作業が速くなります。毎回迷わない工夫を取り入れることが、時短の大きなポイントです。


ブランドキットを設定して“毎回迷わない”仕組みづくり

色・フォントをブランドキットに登録しておくことで、どんなデザインも一発であなたの世界観に統一されます。起業初期こそ、この設定が時短に直結します。


お気に入りテンプレートで統一ルールをつくる

複数のテンプレートを使うと世界観がブレやすくなります。お気に入りを数点だけ決めて、その中で使い回すことでイメージが整い、制作時間も短縮できます。


写真・イラスト素材を事前にストックしておく

素材探しは意外と時間がかかる部分。事前にフォルダにまとめておしゃれば、制作中に探しに戻る手間が省けて、一気に作業がスムーズになります。日ごろから集めておくのがベストです

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ツールだけでは難しい場合の“すぐ欲しい”依頼先

ツールが便利だとはいえ、どうしても自分では難しいデザインもあります。短納期で確実に仕上げたい場合は、外注の選択肢も視野に入れましょう。ここでは、急ぎで依頼できるサービスを紹介します。


H3:フリーランスデザイナーに短納期で依頼する方法(約240文字)

個人のデザイナーは柔軟性が高く、急ぎの案件にも対応してくれる人が多いです。直接コミュニケーションが取れるため、細かい修正もスムーズ。世界観を理解してもらいやすいのも魅力です。


ココナラなどのオンラインサービスで即対応を探す

「すぐ欲しい」というニーズに合うのがココナラなどの即納系サービス。口コミや制作例を見ながら選べるため、初めての外注でも安心して依頼できます。


テンプレートをカスタムしてくれるサービスを利用する

自分でベースを作り、細部だけプロに整えてもらう“カスタム依頼”もおすすめです。費用を抑えながら仕上がりはしっかり整うため、起業初期の方に人気の方法です。

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起業初期に“デザイン迷子”にならないためのポイント

起業初期は、とにかく情報が不足していて迷いが増える時期です。そこで意識したいのが「デザインの軸」を持つこと。ここが定まっていれば、ツールでも外注でも失敗が少なくなります。


世界観を言語化してツールに反映する

「かわいい」「シンプル」「上品」など曖昧な表現ではなく、伝えたい印象を明確に言語化することが大切。それをツールの色やフォントに落とし込むことで、ブレのない世界観が完成します。


作りたいデザインを事前にリスト化する

必要なデザインをリストにしておくと、作業の抜け漏れを防げます。起業初期こそ計画的に準備すると、焦らず進められます。


SNS・チラシ・名刺を同じトーンで揃える理由

複数の媒体が同じトーンで揃っていると、相手の心に“安心感”が生まれます。世界観が統一されることで、ブランドとしての信頼力が一気に上がります。

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まとめ

起業に役立つデザインを「すぐ欲しい」と感じたとき、大切なのは“方法を知っているかどうか”だけ。ツールを使えば、時間がなくてもプロ品質のデザインを短時間で整えることができますし、外注を組み合わせればより安心して準備できます。

起業初期は不安も多いですが、世界観を整えることで発信にも自信が生まれ、お客様からの信頼も高まります。あなたの思いを形にするデザインは、事業の大切なパートナー。今日できるところから、無理なく少しずつ整えていきましょう。焦らなくて大丈夫です。あなたのペースで、一歩ずつ前に進めますからね。
私もがんばるので、一緒に進んでいきましょう!!!

投稿者プロフィール

児島佐予子
児島佐予子デザイン屋
岡山県出身。京都造形芸術大学を卒業後、大阪でリクルートの代理店と印刷会社にて営業職を約10年間経験。様々な業種のお客様と関わりながら、ヒアリング・デザイン発注・校正など、現場の最前線で社会の酸いも甘いも経験する。
結婚・出産を機に退職し、子育てと家計のためにパート生活へ。その中で「何か自分の力でやってみたい」と思いながらも、「どうせ私には無理」と諦めモードな毎日を過ごす。また10年以上にわたり心気症(病気不安)とも向き合い、心の浮き沈みと共に過ごす時期も。
そんな私を救ってくれたのがデザインとの出会い。
色やレイアウトに没頭する時間は、不安を忘れられる貴重な時間であり、気づけば「夢中になれるものがある人生って、こんなに楽しいんだ」と思えるように。
現在は、小学生と未就学児の娘を育てながら、個人事業主から企業まで幅広いお客様とご一緒に、チラシや名刺、SNSテンプレートなどのデザインを制作。
自分らしい働き方”を探求しつつ、夢中な人々へ「本業に集中できる時間」と「必要なデザイン」を届ける“余裕をつくるデザイン屋”として活動中です。